2015/06/08

アメリカのこれはおかしいと思う点

前回の続きと関連はしますが、ちょっと違う点を。

アメリカに訪問ではなく、住み始めると当然ですがいろんな事がありますわ。その一つは病院、健康保険に関わる事です。

アメリカの健康保険はいろいろ議論があります、特にオバマケアに成立に関してはものすごいものが有りました。人によっては社会主義だという人もいました。ですがおっちゃんから言わせてもらえば、もう単純に「People-oriented」ではない。

もう病院が請求する金額がポイントとか診療内容に応じて決まったものではなく、病院が請求して保険会社が交渉して下げるという、保険システムそのものに問題がある気がします。オバマケアができてから働いている人全員が健康保険に入らなければいけなくなったと思いますが、もう保険なしでは厳しいです。あっても病院への借金で手がまわらない人がでてくる意味がよく分かります。

例をあげてみましょう。おっちゃんは犬に噛まれました。友達の家族の犬だったのでRabies(狂犬病)の危険はないと思いましたが注射をうったのは一年以上前だという話でした。ある友達はスコーピオンに噛まれたという話も教えてくれましたが、犬に噛まれた場合などは8時間以内に処置すべきだと聞きました。ですが飼われた犬だったので、翌日に一般病院にでもいけばいいと思っていました。翌朝電話したら、その場合はER(救急病棟)に行ってくれと。「仕方なく」ERに行きました。

ERでは、噛まれた部位の洗浄を学生インターンがし、歯の一部が残っていてはいけないのでX線を取り、そしてドクターの狂犬病に関する説明。ナースが犬の特徴を聞いて州に連絡し、犬を10日間隔離する決まりになっているので、その旨を友人にも連絡。それからPharmacy(薬局)に行ってAntibiotic(抗生物質)を購入。待つ時間が長く、全部で2時間ぐらいでしょうか。処置らしい処置はX線とって歯が残ってないか調べたぐらいで、洗浄は学生ですから、おっちゃんが家でも出来る内容。実際噛まれたすぐ後には別のFirst aidを習った友達がHydrogen Peroxideを使って殺菌。Antibioticの軟膏を使ってくれましたがそれと差はありません。もうちょっとした知識と経験の違いですね、これ。

最終的にどれだけの金額が請求されたと思います?病院は「3070ドル」を請求してきました。それが保険で「910ドル」に。X線は別の会社がやっていたのでそこからは「37ドル」の請求。保険で「2.39ドル」に。さらにドクターは病院の請求とは関係なくERのドクターへの請求ということで更に「919ドル」の請求がありました。保険で「183ドル」に。犬に噛まれて上記の処置で払う金額が1100ドルです。絶対この国の保険システムはおかしい。

ああ、忘れてました。1週間分の抗生物質を処方されたので薬局に行って購入しましたがもちろん別料金です。さらに追記。歯を一本抜くだけで200ドルとられますよ。

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